4点から見る失敗しない流通BMSの導入


     

    流通BMSを新たに導入する場合、なにが必要なのでしょうか。ここでは、メーカー・卸売業が、流通BMSを導入する場合に必要なものについて、ご説明します。(20191115日更新)

    流通BMSを導入する場合に、クライアント側に必要なものを環境及びハードウェアとソフトウェア、その他の四点にわけてご説明します。

     

    環境

    ・インターネット接続環境

    インターネットに接続できる環境が必要になります。IE(インターネットエクスプローラー)などのブラウザでインターネットを見ることができれば問題ありません。

    インターネット回線

    インターネット回線は、できれば有線が望ましく、現在では光回線かADSL回線になります。

    プロバイダ

    プロバイダは、インターネットとインターネット回線を接続する事業者で、インターネットを使用する場合、必須になります。

     

    ・GLNコード

    企業の識別コードとして、GLNコード(Global Location Number)が必要になります。自社のJANコードがある場合は、JANコードを使用してGLNコードを登録してください。

    自社のJANコードがない場合は、JANコードを取得後、GLNコードを登録します。

    ⇒GLNコード

     

    ハードウェア

    ・パソコン

    パソコンのOSは、Windowsを使用するのであれば、Windows XP は、すでにサポートが終了していますので、Windows 7 以上のパソコンを使用することになります。(Windows 7のサポートは、2020/01/14まで

    Windows 10 であれば、Professional 以上を、推奨します。Home では、Windows Update の制御が困難なため、運用が難しくなることがあります。 

    また、他のソフトウェアが導入済のパソコンの場合、まれに動作しないソフトウェアもありますので、他のソフトウェアがインストールされていないパソコンを用意できれば、間違いありません。

     

    ・レーザープリンタ

    流通BMSソフトウェアの出力帳票を、印字するのに使用します。

    ほとんどのチェーンストアでは、A4 用紙を使用していますので、 A4 用紙が印字できるプリンタであれば問題ありません。

     

    ソフトウェア

    ・ウィルス対策ソフトウェア(セキュリティ対策)

    インターネット接続を利用するため、セキュリティ対策ソフトは必須になります。Windows 10 の場合、別途販売されているセキュリティ対策ソフトを使用しないのであれば、Windows標準のセキュリティソフトである Windows Defender を起動しましょう。

     

    ・流通BMSソフトウェア

    流通BMSを始めるためには、流通BMSのソフトウェアが必要になります。

    大きく分類すると 流通BMSメッセージを送受信するソフトウェアと送受信以外をおこなうソフトウェアにわかれますが、ひとつになっているソフトウェアもあります。

    ・流通BMSメッセージ送受信ソフトウェア(メッセージ送受信機能)

    流通BMSのメッセージを受信あるいは送信します。使用する手順は、JX手順であれば、JCA手順と同じような運用をおこなうことができます。

    ⇒JX手順とは

    ⇒JX手順 クライアント側の5つの必須機能

    ⇒JX手順ソフトウェアに必要なシステム機能4つ

     

    ・流通BMS受注ソフトウェア(受注機能及び送信メッセージ作成機能)

    受信した流通BMSのメッセージをもとに、出荷検品ソフトウェアと連携して、出荷梱包メッセージを作成し、送信メッセージに変換します。

     

    詳しくは、 ⇒失敗しない流通BMSソフトウェア選択の2つのポイント

     

    ・出荷検品ソフトウェア(出荷検品機能)

    受信した流通BMSのメッセージをもとに、出荷商品の検品チェックを行ない、検品データを作成するソフトウェア。

    出荷梱包メッセージを使用する場合は、梱包№を取得するために必要になります。

    複数の作業員で同時に検品作業を行なう場合は、ハンディターミナルが必要になります。

     

    詳しくは、 ⇒失敗しない流通BMS検品ソフトウェア選択の2つのポイント

     

    ・XML変換システム(流通BMSメッセージ変換システム)

    XML形式の送受信ファイルを、使用しやすい形式に変換するソフトウェア。流通BMSメッセージ送受信ソフトウェア及び流通BMS受注ソフトウェアを使用する場合は、不要です。

    ⇒流通BMSで使用するXMLデータ変換システム4つの機能

     

    その他

    ・ラベル発行ソフトウェア及びラベルプリンタ

    流通BMSでは、梱包箱あるいは商品に貼付する物流ラベル(SCMラベル)が必要になります。

    ⇒SCMラベルとは

    チェーンストア・直接納品先・最終納品先毎に、物流ラベル(SCMラベル)を印字し、発行します。

    メーカー、卸売業向けに印字した物流ラベル(SCMラベル)を購入できるチェーンストアもあります。

     

    ・値札発行ソフトウェア及び値札発行機

     商品に付加する値札を印字し、発行します。

    (値札発行が必要な場合のみ)

     

    ・サプライ用品

    物流ラベル(SCMラベル)

    値札

    サプライ用品は、たくさんの会社が販売していますので、値段・品質等をよく吟味して購入しましょう。

    まとめ

    流通BMSを導入する場合に、必要なものを環境及びハードウェアとソフトウェア、その他にわけてあげてみました。ご参考になれば幸いです。

    参考

    ⇒安価に流通BMSを始める3つのポイント

     

     

    ※Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

    ※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。


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