SCMラベルとは


     

    物流ラベルのひとつ。広義の意味でPDラベルと呼ばれることもあります。商品を納品する場合に使用する梱包箱に、貼るラベルになります。伝票レス運用を行う場合に、使用されます。(2019.02.20更新)

    SCMラベルは、納品する商品の出荷元・納品先・納品日などの情報を表示しています。

    目的

    伝票を使用しない運用(伝票レス)を行うために、梱包箱に番号を付加(梱包№)し、梱包箱を管理します。(梱包箱でない場合は、商品を梱包している梱包材に貼付)

    ⇒伝票レスとは

    SCMラベルは、検品時のバーコードスキャンと梱包箱の内容を視認するために使用します。

    伝票運用(伝票と商品を一緒に納品する運用)の場合でも、伝票レス運用と併用している場合、ラベルの共通化と出荷元・納品先・納品日の判別のために、使用します。

    仕様

    よく使用されるSCMラベルは、用紙サイズにより、A1ラベル、B1ラベル、C1ラベル などがあります。
     
    主なSCMラベルとサイズ(縦×横)
    • A1ラベル   50㎜×85㎜
    • B1ラベル   60㎜×92㎜
    • C1ラベル   80㎜×115㎜

    内容

    使用するSCMラベルは、各チェーンストア(小売)毎に異なりますが、たとえば下記のような項目が、印字されています。

    ・発注者コード(チェーンストア)、取引先コード(卸・メーカー)、最終納品先コード(店舗コード)、商品分類などと荷物番号(梱包毎の番号)にて作成したバーコード

    ・発注者名称(チェーンストア名称)、取引先名称(卸・メーカー名称)、最終納品先名称(店舗名称)、直接納品先名称(センター名称)などと荷物番号

    SCMラベルのバーコードの内訳・印字内容は、チェーンストア(小売)毎に異なりますので、個別に印字あるいは購入する必要があります。

    使用方法

    卸あるいはメーカーでは、出荷検品時に、SCMラベルを下記のように使用します。(商品を梱包箱と紐つける場合)

    1. 出荷検品予定データを元にSCMラベルを発行する。(購入したSCMラベルを使用する場合は、不要)
    2. SCMラベルを、梱包箱に貼る(貼る場所は、チェーンストア(小売)毎に決まっています)
    3. 梱包箱に貼ったSCMラベルのバーコードを、検品システムで読む
    4. 梱包箱に入れる商品のバーコード(あるいは値札)を、検品システムで読む
    5. 次の商品のバーコード(あるいは値札)を、検品システムで読む
    6. ・・・・・・・・・・・・繰り返し
    7. 次の梱包箱に貼ったSCMラベルのバーコードを、検品システムで読む
    8. 梱包箱に入れる商品のバーコード(あるいは値札)を、検品システムで読む
    9. ・・・・・・・・・・・・繰り返し

     

    注:出荷検品予定データ(EDIで受信した発注データを抽出したもの)

    ⇒検品システムとは

    その他

    SCMラベルは、印字したものをチェーンストア(小売)から購入することができる場合もありますが、自社で印字することも可能です。

    自社で印字する場合は、ラベルプリンタとSCMラベル印字ソフトが必要となります。また、自社で印字したSCMラベルは、使用する前に各チェーンストア(小売)で読み取りテストを行って、承認を受ける必要があります。

    SCMラベルの媒体の費用は、安くないので、購入先をよく比較・検討しましょう。安くても品質の悪い媒体もありますので、注意しましょう。


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