失敗しない流通BMS検品ソフトウェア選択の2つのポイント

流通BMSに対応した出荷検品システムが必要なのだが、いろいろな種類があって決められない。あるいは、チェーンストアから、すすめられた出荷検品システムでよいのだろうか。

流通BMSをはじめるためには、必ず検品システムが必要になります。ここでは、検品システムを間違いなく選択するためのポイントをご説明します。(ここでの検品は出荷検品を対象としています)(20200518日 更新)

流通BMSの出荷検品システムを選択するためのポイントを、システムの機能とハードウェアからご説明させて頂きます。

 

機能

流通BMSソフトウェアとの連携

検品システムは、流通BMSのメッセージを送受信する機能を持っていません。よって、流通BMSソフトウェア(メッセージ送受信機能含)と連携し、連携のインターフェイスが必要になります。

検品予定データの受信

流通BMSソフトウェアから、流通BMSの発注メッセージを元にした検品予定データを受け取ります。検品予定データを使用して、検品作業を行ないます。

検品実績データの送信

検品作業で発生した検品実績データを、流通BMSソフトウェアに渡します。未検品データなどの正常でない検品データは、渡しません。

 

ピッキングリスト発行

流通BMSの発注メッセージを元にした検品予定データを、もとにピッキング作業を支援する帳票を発行します。

流通BMSソフトウェアで発行したものを利用する場合は、不要です。

 

検品作業機能

ハンディターミナルあるいはパソコンを使用して、物流ラベル(SCMラベル)と値札(あるいはJANコード)をスキャンします。間違った店、間違った商品をスキャンした場合などには、ブザー音などで間違いを知らせます。

複数の作業員で検品を行なう場合は、ハンディターミナルを使用しますが、作業の運用形態によっては、パソコンを使用することも可能です。

⇒SCMラベルとは

正常の場合は、物流ラベル(SCMラベル)の梱包№・出荷数量を取得します。

 

検品作業支援機能

間違った梱包№を修正することができます。また、出荷数量を修正することもできます。

発注数量より出荷数量が下回る場合は、欠品理由を設定することができます。

 

物流ラベル(SCMラベル)印刷

梱包箱に貼る物流ラベル(SCMラベル)を印刷します。物流ラベル(SCMラベル)は、チェーンストアによって異なるため、使用するチェーンストアに対応している必要があります。

検品システムに含まれない場合もありますので、その場合は、別途 ラベル発行ソフトウェア及びラベルプリンタを用意するか、印字した物流ラベル(SCMラベル)をチェーンストア等から購入します。

 

チェーンストア対応

流通BMSでは、共通化が進められていますが、チェーンストアによっては、異なった仕様を用いる場合があります。

チェーンストアによる、異なった仕様に対応している必要があります。

 

必須機能

検品システムの出力する実績データは、流通BMSソフトウェア経由でチェーンストアに届きます。検品システムの実績データは、チェーンストアへの納品時にチェックされ、誤っていれば商品を納品できません。

したがって、検品システムからは正しいデータのみが、流通BMSソフトウェアへ渡るようになっていなければなりません。

 

ハードウェア

検品システムの検品作業を行なうハードウェアは、大きく分けると、

パソコン+ハンディスキャナー(バーコードスキャナー)

ハンディターミナル

の2とうりがあります。

原則は、ハンディターミナルを使用するシステムが一般的です。しかし、商品サイズが大きいため一回の出荷数量が少ない等の理由で、一人で十分検品作業が可能な場合は、パソコン+ハンディスキャナーを使用することも可能です。

 

ハンディターミナル

ハンディターミナルは、軽量で耐久性があり安価であれば、ベストです。しかし、検品システムで使用できるハンディターミナルは、検品システムがサポートしているかどうかにより限定されてしまいます。

よって、ハンディターミナル単体のみで重要なことは、使い勝手がよく簡単に操作できることが必要です。

使い勝手

大量の商品を扱う場合に、使い勝手が悪く、検品作業に時間がかかるようでは、何のための検品システムかわかりません。

 

簡単な操作

操作が簡単であることが必要です。物流現場では、作業員が替わることも多いので、始めての人でも簡単に操作ができなければなりません。

 

まとめ

検品システムを選択するためのポイントを、必要なシステムの機能とハードウェアからご説明させて頂きました。

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

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