流通BMSのJX手順ソフトウェアに必要4つのシステム機能
流通BMSを導入する場合、通信手順のソフトウェアを導入する必要があります。ここでは、JX手順対応のソフトウェア(クライアント側)に必要なシステム機能について説明します。(2024年03月26日更新)
※JX手順ソフトウェアとは、流通BMSのシステム機能のうちの、流通BMSメッセージ送受信機能のソフトウェアで、JX手順を使用して通信を行うソフトウェアのこと
JX手順対応のソフトウェア(クライアント側)に必要なシステム機能は、次の4つになります。
環境設定
通信
アプリケーションの起動
スケジュール起動
環境設定
小売・チェーンストア側(サーバー側)とJX手順にて通信を行うための、JX手順の環境設定を行います。
・小売、チェーンストア側(サーバー側)の情報と卸、メーカー側(クライアント側)の情報の設定
・JX手順の通信情報の設定(接続先・認証方法・パスワードなど)
・使用するメッセージの種類、受信メッセージの保存場所、送信メッセージの設定場所を設定
・圧縮したメッセ-ジを使用するか否か
通信
JX手順の環境設定をもとに、JX手順にて小売・チェーンストア側と通信を行います。
通信の実行
通信を行うチェーンストア(小売)の選択と使用するメッセージの種類を指定し、通信を行います
送信する場合は、別途XML形式の送信ファイルを用意しておきます(XML形式を圧縮した送信ファイルも可能です)
受信した場合は、XML形式の受信ファイルが作成されます(XML形式を圧縮した受信ファイルもあります)
送受信を行った通信の実行結果を表示します
アプリケーションの起動
通信の実行前後に、起動したいアプリケーションを起動します。
設定
・アプリケーションの起動するタイミング(通信の実行前か実行後か)
・起動するアプリケーション名及び起動するアプリケーションのパスを指定
例
通信の実行後
受信した後、受信ファイルを処理するアプリケーションを起動する
通信の実行前
送信ファイルを作成するアプリケーションを起動し、送信ファイルを送信する
スケジュール起動
指定した日付・曜日・時刻に、自動的に通信を実行します。あらかじめ、JX手順の環境設定とスケジュール設定を行っておきます。
環境設定
・小売、チェーンストア側と卸、メーカー側の情報の設定
・JX手順の通信情報の設定
・通信する場合の相手先の設定と使用するメッセージの種類を設定
・通信の実行の前後に実行するアプリケーションの設定
送信する場合は、送信前までにXML形式の送信ファイルを用意します(あるいはXML形式を圧縮した圧縮ファイル)
スケジュール設定
JX手順の環境設定で指定した情報を使用して通信を実行する日付・曜日・時刻を指定します
まとめ
JX手順ソフトウェアのシステム機能は、
・環境設定
・通信
・アプリケーションの起動
・スケジュール設定
になりますが、システム機能のうち必須なのは、環境設定 と 通信 になります。
また、自社作成のアプリケーションから通信を起動できる機能を持っているものもあります。
参考
暗号化
通信路の暗号化方式は、今までは、SSL方式が主でしたが、最近では、セキュリティホールの存在が明らかになったため、安全なTLS方式が採用されています。
また、サーバ側で暗号化されていれば、クライアント側の証明書は、必須ではありません。(サーバ証明書)
※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。
無料試用版:機能は十分、しかも低価格のJX手順(クライアント版)
JX手順のソフトウェア(流通BMSメッセージ送受信機能のソフトウェア)として、JX Protocol Client V02(JX手順 クライアント版)無償試用版をご用意しました。
JX手順のソフトウェア(流通BMSメッセージ送受信機能のソフトウェア) として、十分な機能がありますので、10年以上ご利用されているお客様もございます。
インターネットに接続しているパソコンがあれば、簡単な操作で使うことができます。
セットアップ(パソコンへソフトウェアを設定します)
JX手順の設定(チェーンストアとの間の設定を指定します)
通信 (チェーンストアと送受信を行います)
チェーンストアとの通信テストに、ご利用される方もございます。ご不明な点がございましたら、お問い合わせからご連絡ください。
無償で2週間の試用期間となります。(期間の延長をご希望される場合は、弊社までご連絡下さい。)
また、ご要望をいただければ、弊社サーバと通信テストを行うことも可能です。
JX Protocol Client V02(JX手順 クライアント版)の詳細は、こちらをご覧ください。
⇒JX Protocol Client V02(JX手順 クライアント版)
⇒JX Protocol Client V02(JX手順 クライアント版)主要機能
また、JX Protocol Client V02(JX手順 クライアント版)を使用した 流通BMSソフトウェア の詳細は、こちらをご覧ください。
試用版をダウンロードして、ご利用頂きますので、試用期間終了後の試用版の返却は、不要です。(アプリと機能 あるいは プログラムと機能からアンインストールして下さい)
下記の内容を、ご確認の上、ボタンを押下して下さい。
JX Protocol Client V02 (JX手順 クライアント版)の試用版の著作権は、株式会社アイシーエヌシステムにあります。
JX Protocol Client V02 (JX手順 クライアント版)の試用版の使用から生じるいかなる損害の責任も、直接間接を問わず、弊社は、一切負いません。