JX手順とは

JX手順は、流通BMSが、採用している通信プロトコルのひとつです。C-S型と呼ばれるタイプで、回の送受信のデータ量が、小量の場合に利用されます。(2021.08.23更新)

⇒流通BMSとは

⇒プロトコル(手順)とは

⇒C-S型(サーバ-クライアント型)とは

これまで(JCA手順)

これまで使用しているJCA手順は、公衆回線、INS(ISDN)回線を使用し、転送速度は、1200BPS/2400BPS9600BPSであるため送受信時間が遅く、データ量によっては、送受信時間が数十分以上かかっていました。

また、JCA手順は、半二重同期通信方式を使用している為、一般的に使用されていたモデムとは異なり、専用のモデムが必要になります。

半二十同期通信方式:送信側と受信側が同時にデータを送れない方式

データは、電文の長さが128バイトあるいは256バイトで、オンライン標準データ交換フォーマットとして定義されています。

⇒JCA手順

 

JX手順

これまで使用されてきた、JCA手順に替わる手順が、流通BMSでは JX手順 になります。 JX手順は、インターネット回線を使用して通信を行います。したがって、インターネット回線の速度で通信を行うことになります。

また、インターネット回線を利用しますので、インターネットを利用している環境があれば、モデムなどの通信機器を別途用意する必要はありません。

データ形式は、XML形式となります。送受信するデータは、流通BMSメッセージとして定義されています。また、回の送受信のデータ量が、万件(伝票の明細件数)を超えない場合に利用されます。

⇒XML

データ量が1万件とは、伝票の行数が9行とすると、1,111枚になりますので、現実的には、ほとんどのデータのやりとりが行なえます。(データ量が多い場合は、別メッセージにすることで対処可能です)

1回の送受信のデータ量が、1万件までの制限は、あくまで仕様上で、実際のソフトウェアに制限が反映しているかは、各ソフトウェアに依存します。(但し、データ量が増えれば、送受信時間が増加します)

 

JX手順 01 画像

 

JX手順の概要

クライアント(パソコン)からサーバーへ下記の3つのメソッド(命令) GetDocument、PutDocument、ConfirmDocument を実行します

GetDocument

サーバーから、自分あての取得していないメッセージを受信する

PutDocument

サーバーへ、自分のメッセージを送信する

ConfirmDocument

メッセージを取得したことを、通知する

注:サーバー   チェーンストア側をあらわします

  クライアント 卸・メーカー側をあらわします

 

JX手順の特長

・SOAPプロトコルのメッセージとしてデータをセットし、インターネット通信のプロトコルであるHTTPにて送受信を行います

・クライアントとサーバーとの間でデータの送受信を行います

・クライアントから起動します

・クライアント及びサーバーは、インターネット接続できる必要があります

・他の手順(ebMS手順、AS2手順)に比べて、安価に用意できます

・送受信するデータは、流通BMSメッセージとなります(圧縮形式で利用することも可能です)

⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

・セキュリティ機能としては、SSL通信、HTTPベーシック認証 があります

 

JX手順ソフトウェアの操作例

JX手順ソフトウェア(クライアント側)を操作する一例を参考のために下記に記します

注:JX手順ソフトウェアとは、JX手順の通信を行うソフトウェア

注:JX手順ソフトウェア(クライアント側)の操作を jx と表記します

サーバーから受信

jx:取得したいメッセージを指定する(例 発注メッセージ)

サーバーから受信メッセージを受信する

受信フォルダに、取得した受信メッセージが格納される

サーバーへ送信

送信するフォルダに、送信メッセージをセットする

jx:送信するメッセージを指定する(例 出荷梱包メッセージ)

送信するフォルダの、送信メッセージをサーバーへ送信する

クライアント側アドレス、サーバー側アドレスなどの設定情報等は、既に別途設定してあるものとします。

 

暗号化

通信路の暗号化方式は、今までは、SSL 3.0 方式が主でしたが、最近では、セキュリティホールの存在が明らかになったため、安全なTLS方式が採用されつつあります。 

なお、サーバ側で暗号化されていれば、クライアント側の証明書は、不要です。

 

JX手順対応ソフトウェアを使用する前提条件

クライアント側でJX手順を使用するためには、JX手順ソフトウェアだけでなく、JX手順対応ソフトウェア(クライアント側)*注1 を導入する必要があります。利用するJX手順対応ソフトウェアを導入するための、前提条件は、下記のようになります。

サーバーから受信した流通BMSメッセージを、読み込めること

サーバーへ送信する流通BMSメッセージを、作成できること

この2点が、JX手順対応ソフトウェアを導入するための必須条件となります。(但し、JX手順の通信機能を含むEDIのソフトウェアを利用する場合は、除きます)

JX手順対応ソフトウェアとは、受信した流通BMSメッセージを処理し、送信する流通BMSメッセージを作成するソフトウェア

JX手順ソフトウェア及びJX手順対応ソフトウェア(クライアント側)が、圧縮・解凍機能を持たない場合は、別途、使用者側で圧縮・解凍を行う必要があります

 

まとめ

JX手順 を使用するクライアント側は、インターネット回線が利用可能であれば、特別なモデムは不要です。よって、JX手順の通信を行うには、JX手順ソフトウェア(クライアント側)を、導入することにより通信を行うことができます。

注:JX手順ソフトウェアとは、JX手順の通信を行うソフトウェア

JX手順を使用するクライアント側の運用形態は、JCA手順 を使用するクライアント側とほぼ同じになります。したがって、クライアント側は、通信のシステムをJCA手順からJX手順のシステムに入れ替えることにより、現在の使用しているEDIシステムを利用できる場合もあります。  

 

参考

⇒JCA手順・全銀TCP/IP手順と流通BMSのJX手順の比較

JX手順一覧

流通BMS一覧

流通BMS導入一覧

オフコン(オフィスコンピュータ)一覧

システム一覧

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

流通BMSが成功する安価なJX手順 クライアント版

 

流通BMSを導入する場合、JX手順のソフトウェア(流通BMSメッセージ送受信機能のソフトウェア)は、どのソフトウェアを使用すれば良いのだろう?

あるいは、JX手順のソフトウェア(流通BMSメッセージ送受信機能のソフトウェア)について、疑問は、ありませんか?

どのように操作するのだろうか?

どんな運用をすればよいのだろうか?

使い勝手は、どうだろうか?

JCA手順との違いは?

現在使用しているシステムとの違いは?

 

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