安価に流通BMSを始める3つのポイント

流通BMSを始める必要があるのだが、予算がないので安価に始める方法はないだろうか。チェーンストア(小売)の仕様にも、左右されますが、ひとつの方法をご案内します。(20240603日更新)

受発注業務モデル 卸・メーカーにて、クライアントで処理することを前提としています。

⇒流通BMSの前提とする3つの業務モデル

現在、オンライン(EDI)を使用せず、流通BMSを始める方を前提としています。

⇒流通BMSソフトウェアの3つの選び方

 

はじめに

流通BMSを始める場合、一番に費用がかかるものは、出荷検品システムの導入です。そのため、出荷検品システムを使用しない運用が可能であれば、安価に流通BMSを始めることができます。

⇒検品システムとは

出荷検品システムを使用しない運用を行うためには、出荷メッセージとして出荷伝票メッセージを使用することです。

出荷メッセージとして、出荷伝票メッセージを使用するためのポイントをご説明します。

 

出荷メッセージ

出荷メッセージには、出荷梱包メッセージ(紐付あり・紐付なし)、出荷伝票メッセージがあります。

⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

 

出荷梱包メッセージ(紐付あり・紐付なし)を使用する場合は、SCMラベルの梱包№を出荷梱包メッセージにセットする必要があります。SCMラベルの梱包№を読み取り、出荷梱包メッセージにセットするには、出荷検品システムが必須となります。

⇒SCMラベルとは

しかし、出荷メッセージとして、出荷伝票メッセージを使用することが可能であれば、出荷伝票メッセージは、梱包№を必要としませんので、出荷検品システムは不要となります。

ただし、この場合でも、出荷検品システムを使用して出荷検品作業を行う運用の場合は、出荷検品システムが必要になります。(出荷検品システムが必要な場合は、少なからず費用が掛かりますので安価にはじめることは難しい)

注:出荷メッセージとして出荷梱包メッセージ(紐付あり・紐付なし)、出荷伝票メッセージ のどのメッセージが使用できるかは、チェーンストア(小売)の仕様になりますので確認が必要です

 

出荷数量の入力

出荷伝票メッセージを作成するためには、出荷数量を入力する必要があります。欠品がなければ、出荷予定の数量が出荷数量になりますので、出荷数量を入力する必要はありません。しかし、いつも必ず欠品なしで全量出荷できるわけではありませんので、出荷数量を修正する機能が必須となります。

 

納品帳票

出荷伝票メッセージを使用しているチェーンストア(小売)では、チェーンストア(小売)に商品を納品する場合に、検品作業に必要な帳票を求められることがあります。その場合は、発注データと出荷数量を表示した帳票(納品明細書など)を出力する機能が、必要になります。(A4 用紙への印字が認められていればレーザープリンタで印字しますので、シリアルプリンタが必要なチェーンストア伝票の印字より省力化が図れます

 

追記

出荷伝票メッセージを使用しているチェーンストア(小売)では、請求メッセージを必要としていることがあります。出荷伝票メッセージをもとにして請求メッセージを作成する機能が必要になります。

また、出荷梱包メッセージを使うチェーンストア(小売)でも、請求メッセージを使用する場合があります。

 

まとめ

流通BMSを安価に始めるには、次の3つのポイント

  • 出荷伝票メッセージを使用
  • 出荷数量を入力
  • 納品帳票の出力

をサポートしている流通BMSのソフトウェア あるいは WEB-EDI を使用することになります。

 

⇒WEB-EDIとは

⇒WEB-EDIとJX手順(C-S型)どちらを利用する?

⇒失敗しない流通BMSソフトウェア選択の2つのポイント

⇒流通BMSを始めるために必要な3つのソフトウェア

 

 

注:チェーンストアが出荷伝票メッセージを使用していることが前提になります

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

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⇒チェーンストアシステムV7.0

⇒チェーンストアシステムV7.0 主要機能

 

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”チェーンストアシステムV7.0” の試用版の著作権は、株式会社アイシーエヌシステムにあります。

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