EDIとは


     

    EDIは、電子データ交換(Electronic Data Interchange)のことです。異なった企業の間で、通信経路(電話回線、インターネット回線など)を使用して電子データをやりとりします。EDIについて、ご説明します。(2018.08.03更新)

    EDI

    EDIを使用した代表的な運用は、チェーンストア(取引先)側からの電子データ(発注データ)を、卸・メーカーが受信し、伝票(チェーンストア伝票)を印字し、商品とともに納品する形になります。

    通信の起動方法は、卸・メーカー側から送受信処理を起動する方法が主です。卸・メーカー側から受信処理を起動する場合は、チェーンストア(取引先)側にある電子データを卸・メーカー側で受信します。(集信)卸・メーカー側の電子データをチェーンストア(取引先)に送信する(配信)の二通りがあります。

    (集信) チェーンストア(取引先)→→卸・メーカー 受信  卸・メーカー起動

    (配信) チェーンストア(取引先)←←卸・メーカー 送信  卸・メーカー起動

     

    電子データをやりとりするする為の手順(プロトコル)は、各種存在しますが、流通業・小売業・卸売業では、日本チェーンストア協会が制定したJCA手順、全銀協(全国銀行協会)が制定した全銀TCP/IP手順などが、多く使用されています。

    ⇒プロトコルとは

    ⇒JCA手順

    ⇒全銀TCP/IP手順

    使用する回線は、NTTが提供する電話回線(公衆回線)、INS回線(ISDN)などの回線が主に使われています。

    そのため、主な転送速度は、1200BPS/2400BPS9600BPS、19200BPS になります現在では、インターネット回線などと比較すると、非常に低速です。よって、大量のデータを送受信する場合は、数十分以上の時間を要します。

    また、各手順でおおまかな仕様は決められていますが、仕様が細かく制定されていないため、詳細な仕様はチェーンストア毎に異なっています。そのため、使用するためには、チェーンストア毎に処理するアプリケーションが必要になっています。

    これらの問題点を解決するため、インターネット回線を使用したEDIのひとつである、流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)という規格も普及してきています。

    ⇒流通BMSとは

     

    また、インターネットを使用したEDIであるWEB-EDIという方法も使用されています。

    ⇒WEB-EDIとは

     

    伝票レス

    伝票(チェーンストア伝票)を使用しないで、商品のみを納品する伝票レスの形態も増加しています。

    ⇒伝票レスとは

     

    INSネット終了

    NTTの発表によると、 2024年度後半、ISDNサービス(INS回線)を終了する予定とのことです。また、公衆回線網もインターネット回線網へ切り替える予定です。

    早めに、インターネットを使用したEDIに切り替える必要があります。

    ⇒JCA手順が使えなくなります

     

    参考

    これまでのEDIとは

    これまでのEDI運用事例(チェーンストア統一伝票)

    これまでのEDI運用事例(ASNデータ)

    これまでのEDIデータ種類

    伝票レスを実現する3つのポイント

    ASN

     

     

    ※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。


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