すぐにわかる流通BMS

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流通BMSとはなんでしょう。今までのEDIとの違いと運用例から流通BMSの概要を簡単にご説明します。(20200130日 更新)

目次

⇒流通BMSとは?

流通BMSについて概要をご説明します。

⇒今までのEDIとの違い

今までのEDIとの違いをご説明します。

⇒運用例

流通BMSの運用例をご説明します。

⇒注意点

流通BMSの注意点をご説明します。

 

流通BMSとは?

小売会社(チェーンストア)と卸会社の間のデータのやりとりを標準化した仕様になります。BMSは、Business Message Standardsの略。EDIのひとつになります。

⇒EDIとは

 

 

今までのEDIとの違い

小売会社(チェーンストア)と卸会社の間のデータの形式及び仕様は、これまで、おのおの各小売会社(チェーンストア)が独自に決定してきました。
これでは、各社毎にシステム構築しなければなりません。流通BMSは、手間・費用を軽減し、ネットワーク時代に対応するため、共通の仕様にまとめ標準化しました。また、伝票レス(下記参照)にも対応しています。

何が今までのEDIとかわっているのでしょう? 概略は、下記のようになります

 

使用手順

⇒手順(プロトコル)とは

今まで   JCA手順・全銀TCP/IP手順など

流通BMS ebMS/AS2、JX手順 

⇒JCA手順

⇒全銀TCP/IP手順

⇒JX手順とは

 

インターネット上で使用できる手順になり、漢字データの使用、高速化が可能になりました

 

使用回線

今まで   公衆回線・専用回線など

流通BMS インターネット回線

インターネット回線を使用することになり、回線費用が不要になり、インターネット接続費用が必要となります

 

データ種類

今まで   独自仕様

流通BMS 共通仕様

発注メッセージ
出荷メッセージ
出荷梱包メッセージ
受領メッセージ
値札メッセージ
・・・・・・・・・・

⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

 

仕様が細かく設定された共通仕様となり小売会社(チェーンストア)毎に、独自仕様の対応が少なくなりました

 

送受信データの形式

今まで   テキスト形式

流通BMS XML形式  

⇒XMLとは

 

コンピュータを使用しなくても判別できるXML形式のデータ形式を採用しています

 

伝票レスの場合

⇒伝票レスとは

今まで   商品の納品時に、伝票(チェーンストア伝票など)が必要
流通BMS 商品の納品時に、伝票不要(但し、出荷メッセージなどを送信する必要があります)

 

 

運用例

流通BMS 伝票レスの場合の運用になります。(発注~出荷までの一例です)

・発注メッセージ受信
          
・品揃え
    発注メッセージに従い、出荷商品の品揃えを行います
          
・検品、梱包作業
    PDラベル・値札をバーコードリーダーなどでスキャンし、梱包を行います(⇒検品システム
          
・出荷作業
          
・出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージ送信
    発注メッセージと検品データから、出荷梱包メッセージを作成し、送信します

 

出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージを送信後、出荷日などの間違いに気付いた場合、一般的には、間違いを修正後、再度出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージを送信しますが、相手先へ連絡しておくとよいでしょう。
    (注:事前に再度出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージを送信してよいか、相手先に確認しておく必要があります。)

出荷伝票メッセージを使用する場合は、検品システムの使用は必須ではありません。

 

 

注意点

流通BMSは、共通の仕様にまとめられています。しかし、すべての小売会社(チェーンストア)がすべて同じ仕様を使っているわけではありません。

たとえば、流通BMSでは、各種メッセージが定義されていますが、各社同じメッセージを使用しているとは限りません。

⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

A社

発注メッセージ
出荷梱包メッセージ
受領メッセージ
値札メッセージ

 

B社

発注メッセージ
出荷伝票メッセージ
支払メッセージ
請求メッセージ

 

また、ひとつひとつのメッセージでも、メッセージを構成する各項目の設定及び使用方法は、定義されていますが、各社すべて同じ使い方ではありません。

流通BMSでは、詳細設定部分の自由度が高いため、小売会社(チェーンストア)による差異は小さくなっていません。複数の小売会社(チェーンストア)と取引を行う場合は注意が必要です。

 

参考

 

流通BMSを始めるために必要な3つのソフトウェア

web-ediの複数チェーンストア利用の二つの注意点

流通BMS運用上の7つの注意点

 

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

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