すぐにわかる流通BMS

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    流通BMSとはなんでしょう。今までのEDIとの違いと運用例から流通BMSの概要を簡単にご説明します。

    流通BMSとは?

    小売会社と卸会社の間のデータのやりとりを標準化した仕様。BMSは、Business Message Standardsの略。

     

    今までのEDIとの違い

    小売会社と卸会社の間のデータの形式及び仕様は、これまで、おのおの各社独自に決定してきました。
    これでは、各社毎にシステム構築しなければなりません。流通BMSは、手間・費用を軽減するため、共通の仕様にまとめ標準化しました。また、伝票レス(下記参照)にも対応しています。

    何が今までのEDIとかわっているのでしょう?概略は、下記のようになります

     

    手順

    今まで   JCA手順・全銀TCP/IP手順など

    流通BMS ebMS/AS2、JX手順 

    ⇒JCA手順

    ⇒全銀TCP/IP手順

    ⇒JX手順とは

     

    回線

    今まで   公衆回線など

    流通BMS インターネット回線

    回線費用が不要になり、インターネット接続費用が必要となります

     

    データ種類

    今まで   独自仕様

    流通BMS 共通仕様

    発注メッセージ
    出荷メッセージ
    出荷梱包メッセージ
    受領メッセージ
    値札メッセージ
    ・・・・・・・・・・

    共通仕様となりチェーンストア(小売)毎に、独自仕様の対応が少なくなりました

     

    送受信データの形式

    今まで   テキスト形式

    流通BMS XML形式  

    ⇒XMLとは

     

    伝票レスの場合

    ⇒伝票レスとは

    今まで   納品時、伝票(チェーンストア伝票など)が必要
    流通BMS 納品時、伝票不要(但し、出荷メッセージなどを送信する必要があります)

     

    運用例

    流通BMS 伝票レスの場合の運用になります。(発注~出荷までの一例です)

    ・発注メッセージ受信
              
    ・品揃え
        発注メッセージに従い、出荷商品の品揃えを行います
              
    ・検品、梱包作業
        PDラベル・値札をバーコードリーダーなどでスキャンし、梱包を行います(⇒検品システム
              
    ・出荷作業
              
    ・出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージ送信
        発注メッセージと検品データから、出荷梱包メッセージを作成し、送信します

     

    出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージを送信後、出荷日などの間違いに気付いた場合、一般的には、間違いを修正後、再度出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージを送信しますが、相手先へ連絡しておくとよいでしょう。
        (注:事前に再度出荷梱包メッセージor出荷伝票メッセージを送信してよいか、相手先に確認しておく必要があります。)

    出荷伝票メッセージを使用する場合は、検品システムの使用は必須ではありません。

     

    注意

    流通BMSは、共通の仕様にまとめられています。しかし、すべての会社がすべて同じ仕様を使っているわけではありません。

    たとえば、流通BMSでは、各種メッセージが定義されていますが、各社同じメッセージを使用しているとは限りません。

    ⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

    A社

    発注メッセージ
    出荷梱包メッセージ
    受領メッセージ
    値札メッセージ

     

    B社

    発注メッセージ
    出荷伝票メッセージ
    支払メッセージ
    請求メッセージ

     

    また、ひとつひとつのメッセージでも、メッセージを構成する各項目の設定及び使用方法は、定義されていますが、各社すべて同じ使い方を行っているとは限りません。

     

     

    ※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

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