流通BMSの業務プロセス  預り在庫型とは

 

流通BMSの想定している業務プロセスは、小売あるいはチェーンストアからの発注から始まる受発注のモデルになりますが、小売あるいはチェーンストアが運営する物流センターへあらかじめ卸・メーカーの商品を在庫として保管する、預り在庫のモデルもあります。

預り在庫

業務プロセスの基本は、小売あるいはチェーンストアからの発注から始まる受発注のモデルになります。例外的に、卸・メーカーからの出荷から始まる、出荷始まりのモデルもあります。

⇒出荷始まり

その他に、小売あるいはチェーンストアの流センター、または、物流会社が運営する物流センターへ事前に卸・メーカーの商品を在庫として保管しておく、預り在庫のモデルがあります。

ここでは、預り在庫型のモデルを使用データを主としてご説明します。

 

データ 概要 内容
在庫補充勧告

物流センター→卸・メーカー

物流センターから卸・メーカーへ商品の在庫の補充を勧告します。

物流センターにて卸・メーカーの発注を代行している場合などに、物流センターの在庫があらかじめ決められた量より減ったとき、物流センターへの納品を卸・メーカーへ勧告します。

発注

小売・チェーンストア→物流センター

小売・チェーンストア→卸・メーカー

小売・チェーンストアからの発注データをもとに物流センターは、小売・チェーンストアの店舗への商品を出荷します。

物流センターは、在庫があれば、指定された小売・チェーンストアの店舗へ商品を出荷します。

物流センターは、在庫がなく、納期に余裕があれば卸・メーカーからの納品を待ちます。

 

入庫予定

卸・メーカー→物流センター

卸・メーカーから、物流センターへ商品を納品します。

卸・メーカーは、在庫補充勧告または発注・在庫報告をもとに、物流センターへ商品を納品します

この時、卸・メーカーは、物流センターへ入庫予定データを送信します。

物流センターにて卸・メーカーの発注を代行している場合は、入庫予定データは必ずしも必要ではありません。

 

入庫確定

物流センター→卸・メーカー

物流センターは、卸・メーカーからの商品を検品し、商品在庫とします。

物流センターは、卸・メーカーからの入庫予定データをもとに商品を検品・在庫とし、物流センターから卸・メーカーへ検品・在庫としたデータを送信します。

 

在庫報告

物流センター→小売・チェーンストア

物流センター→卸・メーカー

物流センターの在庫数量をを小売・チェーンストア、卸・メーカーへ送信します。

物流センターから一定の日時に、物流センターの商品の在庫数量をセットした在庫データを小売・チェーンストア、卸・メーカーへ送信します。

 

受領

店舗→小売・チェーンストア

小売・チェーンストア→卸・メーカー

小売・チェーンストアの店舗が物流センターから商品を検品・在庫とした場合、受け取った商品、数量をを小売・チェーンストア、卸・メーカーへ送信します。

物流センターから店舗への出荷から翌日~数日後(小売・チェーンストアによって異なります)、卸・メーカーは、受領データを受信します。受領データは、請求データの作成に使用できます。

 

請求

卸・メーカー→小売・チェーンストア

卸・メーカーは、請求データ を作成し、小売・チェーンストアへ送信します。

卸・メーカーは、締め日毎に、入庫予定データあるいは入庫確定データ (または受領データ)から、請求データ を作成し、小売・チェーンストアへ送信します。

小売・チェーンストアによっては、不要な場合もあります。

支払

小売・チェーンストア→卸・メーカー

小売・チェーンストアの支払予定を卸・メーカーへ送信します。

卸・メーカーは、月初(小売・チェーンストアによって異なります)、支払データを受信します。支払データは、売掛の照合に使用できます。

 

 

終わりに

以上が、流通BMS 預り在庫の業務プロセスになります。入庫予定データ・入庫確定データ・在庫報告データが、預り在庫運用で使用される最低限のデータになります。

 

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

 

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