流通BMS協定シートからのJX手順パラメータ設定方法

 

流通BMSの手順であるJX手順の設定値は、接続通知書として流通BMS協定シートとは別資料として提供される場合と、流通BMS協定シートを利用する場合があります。

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⇒JX手順

接続通知書として提供される場合は、どのJX手順のパラメータに指定するかわかり易いですが、流通BMS協定シートの場合は、少し難しいかもしれません。

ここでは、流通BMS協定シートを利用してJX手順の設定値を提供している場合の項目を、JX手順のどのパラメータに指定するかをご説明します。(メーカー・卸)

(2023.01.26更新)

流通BMS協定シート

流通BMSを行う場合に、チェーンストア・小売とメーカー・卸が結ぶ約束を記したシートが流通BMS協定シートになります。流通BMSを始める場合は、必ず作成します。

メーカー・卸が最初に記入し、その後、チェーンストア・小売が記入しメーカー・卸へ送付します。

流通BMS協定シートは、EDI基本情報協定・EDI通信パラメータ協定・メッセージ情報協定『基本形』などから構成されます。

 

EDI通信パラメータ協定

流通BMS協定シートのひとつのシートである”EDI通信パラメータ協定”は、下記からなります。

1 基本情報
2 共通 通信情報
3 小売 通信情報
4 卸 通信情報

JX手順を行うためのパラメータを記載できます。

 

1 基本情報

チェーンストア・小売とメーカー・卸の間の基本情報及び有効期間を記載します。

 

2 共通 通信情報

チェーンストア・小売とメーカー・卸の間の通信手順を記載します。(ebXML手順, AS2手順, JX手順)

 

3 小売 通信情報

チェーンストア・小売側(サーバー側)のセキュリティプロトコル(認証情報)を記載します。(クライアント認証、ベーシック認証、メッセージ署名)

チェーンストア・小売側(サーバー側)のエンドポイント(接続先)、識別情報を記載します。

 

4 卸 通信情報

メーカー・卸側(クライアント側)のセキュリティプロトコル(認証情報)を記載します。(クライアント認証、ベーシック認証、メッセージ署名)

メーカー・卸側(クライアント側)の識別情報を記載します。

 

EDI通信パラメータ協定とJX手順の設定値

EDI通信パラメータ協定の項目値とJX手順の設定値の関係を下記に示します。

 

EDI通信パラメータ協定

3 小売 通信情報

3-2 セキュリティプロトコル(認証情報)

ベーシック認証 【JX手順の場合】   ・・  A
企業識別情報(GLN:13桁)      ・・  ③
マシン識別情報【JXクライアントの場合】 ・・  ②

3-3 エンドポイント

URI 【サーバの場合】・・・・・・・・・・   ①

 

4 卸 通信情報

4-2 セキュリティプロトコル(認証情報)

ベーシック認証 【JX手順の場合】
企業識別情報(GLN:13桁)      ・・  ⑤
マシン識別情報【JXクライアントの場合】 ・・  ④

 

設定パラメータ

①~⑤、A : 上記 EDI通信パラメータ協定 に対応

 

接続先URL 設定値

①のエンドポイント URI

サーバー側 設定値

サーバーURI      ②マシン識別情報
サーバー識別子    ③企業識別情報

クライアント側 設定値

クライアントURI    ④マシン識別情報
クライアント識別子  ⑤企業識別情報

ベーシック認証 設定値

ユーザID        A に記載 または 別途記載
パスワード            〃

 

参考

JX手順のパラメータを指定する場合は、大文字・小文字に注意して指定して下さい。

また、指定した値の後ろが空白(スペース)になっていないか確認して下さい。(指定値の後ろに空白がると、接続エラーになります)

 

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

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