流通BMS運用事例

 

流通BMSを運用する場合の事例を、ご説明します。流通BMSの標準である伝票レスのパターンになります。卸・メーカーの運用例です。(2020.10.26更新)

流通BMSの運用事例

流通BMSの運用の事例として、発注メッセージ受信から出荷メッセージ送信・支払メッセージ受信・請求メッセージ送信・支払メッセージ受信の運用を簡単にご説明します。卸・メーカーのクライアント側になります。

 

⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

 

・発注メッセージ受信

流通BMSのメッセージの開始メッセージである発注メッセージをチェーンストア(取引先)から受信します。

⇒JX手順とは

発注メッセージから、ピッキングリスト(品揃えするための資料)を出力します。

・SCMラベル(物流ラベル)印刷

発注メッセージをもとに、チェーンストア(取引先)のSCMラベル(PDラベル)を印字します。(あるいは、購入済のSCMラベルを使用することもできます)

⇒SCMラベルとは

・値札メッセージ受信

値札メッセージをチェーンストア(取引先)から受信します。チェーンストア(取引先)によっては、ない場合もあります。

・値札印刷

発注メッセージあるいは値札メッセージをもとに、チェーンストア(取引先)の値札を印字します(必要な場合のみ)。

・品揃え

発注メッセージから出力したピッキングリスト(品揃えの資料)を使用し、出荷する商品の品揃え(ピッキング作業)を行います。

 ・検品、梱包作業

発注メッセージから出力したSCMラベル(物流ラベル)・発注メッセージあるいは値札メッセージから出力した値札(あるいは、JANコード)をハンディターミナル・バーコードリーダーなどでスキャンし、検品を行い(検品システム使用)、商品を梱包します。

⇒検品システムとは

注:出荷伝票メッセージの場合は、伝票形式ですので、必ずしもバーコードをスキャンする必要は、ありません。

・出荷作業

出荷するために必要な運送会社向けの送り状・納品明細書などを用意し、出荷します。

・出荷梱包メッセージ送信 or 出荷伝票メッセージ送信

発注メッセージと検品データから、出荷梱包メッセージ or 出荷伝票メッセージ を作成し、チェーンストア(取引先)へ送信します。

出荷梱包メッセージ or 出荷伝票メッセージを送信後、出荷日などの間違いに気付いた場合、一般的には、間違いを修正後、再度出荷梱包メッセージor 出荷伝票メッセージを送信しますが、相手先へ連絡しておくとよいでしょう。

(注:事前に、出荷梱包メッセージ or 出荷伝票メッセージを送信してよいか、相手先に確認しておく必要があります。)

・受領メッセージ受信

出荷から翌日~数日後(チェーンストア(取引先)によって異なります)、受領メッセージを受信します。受領メッセージは、受領の確認に使用できます。

・返品メッセージ受信

出荷から翌日~数日後(チェーンストア(取引先)によって異なります)、返品メッセージを受信します。返品メッセージは、返品の確認に使用できます。チェーンストア(取引先)によっては、ない場合もあります。

・請求メッセージ送信

チェーンストア(取引先)の締め日毎に、出荷梱包メッセージ or 出荷伝票メッセージから、請求メッセージ を作成し、チェーンストア(取引先)へ送信します。(チェーンストア(取引先)によっては、受領メッセージから、作成する場合もあります。)

伝票レスの場合は、出荷梱包メッセージ or 出荷伝票メッセージが、請求データを兼ねるため、不要ですが、チェーンストア(取引先)によっては、必要な場合もあります。

 ・支払メッセージ受信

月初(チェーンストア(取引先)によって異なります)、支払メッセージを受信します。支払メッセージは、売掛の照合に使用できます。

 

終わりに

以上が、流通BMSの一般的な運用になります。流通BMSの卸・メーカーのクライアント側の運用手順は、これまでのEDI(JCA手順など)で運用していた場合とほぼ同じ運用になります。

 

 

※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

 

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