流通BMS運用事例


     

    流通BMSを運用する場合の事例を、ご説明します。流通BMSの標準である伝票レスのパターンになります。卸・メーカーの運用例です。(2019.07.12更新)

    流通BMSの運用事例

    発注メッセージ受信から出荷メッセージ送信・支払メッセージ受信・請求メッセージ送信・支払メッセージ受信までの運用を簡単にご説明します。クライアント側になります。

     

    ⇒流通BMSのデータ種類(メッセージ)

     

    ・発注メッセージ受信

    流通BMSの開始のメッセージである発注メッセージをチェーンストア(取引先)から受信します。

    ⇒JX手順とは

    発注メッセージから、ピッキングリスト(品揃えするための資料)を出力します。

    ・SCMラベル(物流ラベル)印刷

    発注メッセージをもとに、チェーンストア(取引先)のSCMラベル(PDラベル)を印字します。(あるいは、購入済のSCMラベルを使用することもできます)

    ⇒SCMラベルとは

    ・値札メッセージ受信

    値札メッセージをチェーンストア(取引先)から受信します。チェーンストア(取引先)によっては、ない場合もあります。

    ・値札印刷

    発注メッセージあるいは値札メッセージをもとに、チェーンストア(取引先)の値札を印字します(必要な場合のみ)。

    ・品揃え

    発注メッセージから出力したピッキングリスト(品揃えの資料)を使用し、出荷する商品の品揃えを行います。

     ・検品、梱包作業

    SCMラベル(物流ラベル)・値札(あるいは、JANコード)をバーコードリーダーなどでスキャン検品し(検品システム使用)、商品を梱包します。

    ⇒検品システムとは

    注:出荷メッセージの場合は、伝票形式ですので、必ずしもバーコードをスキャンする必要は、ありません。

    ・出荷作業

    出荷するために必要な送り状・納品明細書などを用意し、出荷します。

    ・出荷梱包メッセージ送信 or 出荷メッセージ送信

    発注メッセージと検品データから、出荷梱包メッセージ or 出荷メッセージ を作成し、チェーンストア(取引先)へ送信します。

    出荷梱包メッセージ or 出荷メッセージを送信後、出荷日などの間違いに気付いた場合、一般的には、間違いを修正後、再度出荷梱包メッセージを送信しますが、相手先へ連絡しておくとよいでしょう。

    (注:事前に、出荷梱包メッセージ or 出荷メッセージを送信してよいか、相手先に確認しておく必要があります。)

    ・受領メッセージ受信

    出荷から翌日~数日後(チェーンストア(取引先)によって異なります)、受領メッセージを受信します。受領メッセージは、受領の確認に使用できます。

    ・返品メッセージ受信

    出荷から翌日~数日後(チェーンストア(取引先)によって異なります)、返品メッセージを受信します。返品メッセージは、返品の確認に使用できます。チェーンストア(取引先)によっては、ない場合もあります。

    ・請求メッセージ送信

    チェーンストア(取引先)の締め日毎に、出荷梱包メッセージ or 出荷メッセージから、請求メッセージ を作成し、チェーンストア(取引先)へ送信します。

    伝票レスの場合は、出荷梱包メッセージ or 出荷メッセージが、請求データを兼ねるため、不要ですが、チェーンストア(取引先)によっては、必要な場合もあります。

     ・支払メッセージ受信

    月初(チェーンストア(取引先)によって異なります)、支払メッセージを受信します。支払メッセージは、売掛の照合に使用できます。

     

    終わりに

    以上が、流通BMSの一般的な運用になります。流通BMSのクライアント側の運用手順は、JCA手順などで運用していた場合とほぼ同じ運用になります。

     

     

    ※流通BMSは、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

     

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