オフコンユーザ必見!4つの移行(マイグレーション)方法


    レガシーシステム(遺産のシステム)となったオフコン(オフィスコンピュータ)システムを、どのようにオープンシステムへ移行(マイグレーション)させればよいのでしょう?(20190806日更新)

     

    レガシーシステムから、オープンシステムへ移行(マイグレーション)させる方法を簡単にご説明します。

     

    移行方法

    レガシーシステムからオープンシステムへの移行方法を、4つにわけて説明します。

     

    リプラットフォーム

    原則としてプログラムの修正は行わないません。プログラムなどの資産およびデータをそのまま新しいプラットフォームに移植します。

    サーバーは、オープン系のハードウェア・OSを使用し、その上にレガシーシステムのOSやミドルウェアを配置し、レガシーシステムの資産を動作させます。

     

    特徴・注意点

    ハードウェアは、最新であるが、OSやミドルウェアは旧来のままであるため、オープン系へ移行した場合に期待されるコスト削減効果はあまりありません。

    新しい技術を使用するわけではないため、旧来の技術者が必要であり、技術者不足に対する解決になりません。

    業務システムは、現状のシステム機能のままであるため、システム機能が向上することはありません。

     

    リライト

    言語変換ツールなどを使用して、ソースプログラムを変換します。変換ツールの利用によって変換作業の工数を減少させることができます。システム規模が非常に大きいシステムの場合に向いています。

     

    特徴・注意点

    原則として、ロジックはそのままで変換されるため、システムに最適化されません。

    機械的にプログラムを変換するため、ロジックが読みにくいプログラムになる場合があります。

    技術的な問題で、移行が難しくなる場合は、手作業で移行することになります。

     

    リビルド

    業務を見直し、システム仕様、開発言語等からシステムを作り直して再構築します。パッケージに合わない、かつ基幹システムで、システム規模が小さいシステムの場合に向いています。

     

    特徴・注意点

    要件定義やシステムの設計ができる人材が必要になります。

    現在の仕様が不明な場合は、実現できない機能が発生する可能性があります。

     

    リプレース

    パッケージの導入あるいはクラウド(SaaS(Software as a Service))などを活用して、全面刷新します。

    パッケージに合わせて業務内容を見直すことができ、かつ独自性の高い機能がなく、一般化したシステムである場合に向いています。

     

    特徴・注意点

    パッケージあるいはクラウドで、対応できる機能と対応できない機能を十分切り分けておく必要があります。

    機能の切り分けが不十分な場合、予定していない余分なコストがかかることがあります。

     

    まとめ

    リプラットフォ-ムの移行方法は、とりあえずレガシーシステムを延命することはできますが、望ましい期待効果が得られないため、リライト・リビルド・リプレースのいずれかの移行方法で移行する必要があります。

    いずれの移行方法でも、現状のシステムの仕様が不明な部分がある場合は、現状のシステムの仕様を調査するばかりではなく、新たな要件として調査・設計し作成することが、移行作業の成功に結び付くことでしょう。

     

    参考

    ⇒オフコンユーザ必見!移行(マイグレーション)の期待効果3つ

     


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